TimesTenでは、次の文字列関数がSELECT文でサポートされています。
文字列関数を指定する選択済の値によって、SELECTがマテリアライズされます。これによって時間と領域の両方においてオーバーヘッドが発生します。
CHARまたはNCHAR文字列のサブストリングを表すCHAR、VARCHAR2またはNVARCHAR2を返します。返されたサブストリングは、指定された文字数で、指定された開始点から始まり、文字列の開始または終了のいずれかに関連します。
{SUBSTR | SUBSTRB | SUBSTR4}=(char, m, n)
SUBSTRには、次のパラメータがあります。
名前の最初の3文字を選択します。
名前の最後の5文字を選択します。
SELECT SUBSTR(name,-1,5) FROM employees;
ある文字列が別の文字列内に検出された場合に、その最初の位置を識別します。サブストリングが文字列内で検出されない場合は0(ゼロ)が返されます。返される位置は、常にCharExpr2の開始と関連します。INSTRは、NUMBER型を返します。
TimesTen型モードを使用している場合、INSTR関数の詳細は、TimesTenの以前のリリースのドキュメントを参照してください。
{INSTR | INSTRB | INSTR4} ( CharExpr2, CharExp1 [,m[,n]])
INSTRには、次のパラメータがあります。
次の例では、instrを使用して、文字列'Washington'で使用されるサブストリング'ing'の位置を判別します。
Command> select instr ('Washington', 'ing') from dual;
< 5 >
1 row found.
式内の指定した文字列の長さを返します。LENGTHはNUMBER型を返します。
TimesTen型モードを使用している場合、LENGTH関数の詳細は、TimesTenの以前のリリースのドキュメントを参照してください。
{LENGTH|LENGTHB|LENGTH4} (CharExpr)
LENGTHには、次のパラメータがあります。
文字列'William'の長さを判別します。
Command> SELECT LENGTH('William') from dual;
< 7 >
1 row found.